2019年6月14日(金) 午前11時過ぎ、ついに事故は起きました。

 

ニュースによりますと、14日午前11時15分ごろ、相模原市南区上鶴間本町の工事現場で、「クレーン車が倒れた」と付近の住民から110番通報があった。

クレーン車は前方に向かって倒れて、アーム部分が電線に引っ掛かり、付近の約900世帯が4時間近くにわたって停電した。けが人はなかった。

署によると、現場では近くを流れる境川の調整池の造成作業が行われていた。

 

 

カナロコ by 神奈川新聞より掲載

 

 

他にも、NHKを始め各民放テレビ局のニュースで取り上げられました。

 

 

(NHKより)

 

 

(読売新聞より)

 

 

このように大きくニュースやネットで報道され、多くの方々がこの事故を知りました。

 

 

クレーン車のアームが電線で引っ掛かり、復旧するのに6時間以上もかかりました。

 

 

【工事現場の写真】

 

 

ニュースでの事故現場は相模原市でしたが、調節池工事は東京都の事業です。

 

事故現場は、この工事のトラックヤードです。

 

 

ここ調節池工事の施工会社は、「安藤ハザマ」です。

 

安藤ハザマは、記憶にも新しい2018年7月東京都多摩市のビル建設で火災事故を起こし、5人が亡くなりました。

 

他にも2017年10月病院の建設現場で台風の影響で足場が倒壊し、通行人が亡くなるという安全対策を怠った事故。

 

そこでも安全責任が問われていたのにも関わらず、あってはならない事故がまた起きてしまいました。

 

上記写真を見ていただくとわかりますが、クレーン車が倒れた方は通学路であり、近くには県立高校があり、また川を挟んで右側には保育園があります。

 

今回、ケガ人が一人も出なかったことは不幸中の幸いでしたが、安全対策を怠った結果の事故と言えるのではないでしょうか。

 

また現在、工事差し止め請求の裁判中でありながら、周辺住民の反対をよそに工事を進め、既成事実をつくろうとしている中でのクレーン車横転事故です。

 

~ 2019/06/30 追記 ~

後日、施工会社の安藤ハザマより、事故の経緯及び再発防止策についての発表がHPにてありましたので、掲載しておきます。

事故経緯及び再発防止策(安藤ハザマより)(PDF15ページ)

 

 

 

私たちは自分たちだけのことを考えて調節池工事を反対しているわけではありません。

下記の記事を読んで理解していただければ幸いです。

 

 

併せて読みたい記事

 

第五回公判の結果 ⇒ こちらをクリック

 

初公判についての記事 ⇒ こちらをクリック

 

境川金森調節池建設差止請求事件として提訴しました ⇒ こちらをクリック

 

町田市金森西田スポーツ広場調節池のことがこれを読めば丸わかり! ⇒ こちらをクリック

 

(該当ページをクリックすると新しいページが開きます)

 

 

 

 

次回公判のお知らせ

 

第六回公判 7月11日(木) 

午前11時30分〜

東京地裁610号法廷

法廷へは、10分前までにお願い致します。

 

地下鉄東京メトロ「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分,「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分

 

 

今後の裁判に注目です。

ぜひ、傍聴にいらしてください。