今回、ホームページ等で寄せられた意見等を公開していきます。
2018年6月6日に提訴し、訴状を読んだ方から感想をいただきました。
記事はこちら⇛ 境川金森調節池建設差止請求事件として提訴しました
Aさんより:
この工事が行われることで、本当に利益を得るのは誰か、
事業予算を獲得・
住民の負担が少なく、
住民の皆さん、
嬉しいご意見、ありがとうございました。
調節池工事に対して、反対運動をしていくうえで、とても励みになるご意見でした。
他にもあります。
町田市の領域に相模原市民がいる!?
今回、町田市の領域に食い込んでいる、相模原市民がいることがわかりました。
土地としては、現在町田市ですが、以前は町田市と相模原市が選択できたそうです。
その境川流域の相模原市住民から、調節池工事賛成の意見が出ていました。
賛成の意見
Bさんより:
境川の全流域の治水対策は、早くて10年~30年もかかるとのこと。
天候は、待ってくれません。
明日をもしれない治水対策は、是が非でも、大小に関わらず、
早急にやっていただきたいという思いです。
この意見を受けて、
話し合いの結果
Bさんより、工事説明会の後、何の情報なかったので、賛成してきてしまいました。
一級河川に変更させる案を聞き、調節池を造るよりも、早急に二級河川から一級河川へ具体化されることを望みます。
また、町田市に食い込んでいる相模原市民の緊急避難場所として、町田南支所又は、南中学校とすることを市議会議員が関係者と調整することで感謝されました。
話し合いにより誤解が解け、
また別の方からの意見です。
Cさんより:
私は反対運動を支持します。
同じ町田市内に流れる鶴見川をご存知でしょうか?
鶴見川は元は二級河川で、規模としては境川より小さな川です。
かつては暴れ川と呼ばれていましたが、昭和41年の台風被害を機に一級河川に指定しなおされ、いち早く総合治水対策に取り組んできた結果、とても治水安全度の高い川になりました。
一級河川として流域全体で対策がなされた鶴見川と、二級河川で管轄毎にぶつ切りのまちまちな対応をしてきた境川では、治水安全度は雲泥の差です。
こんなに近くに成功例があるのですから、ぜひお手本にして欲しいです。
もし、今立ち止まらず、調節池の工事を始めてしまったら、二度と見直す機会はやってこないでしょう。
そして、今後30年以上、河道の時間雨量は30ミリのままです。
そもそも、神奈川県の工事が遅れているがために、東京都が独自に考えた案が調節池なわけですから、元の計画どおり、全体で河道の時間雨量50ミリが確保できれば、調節池は必要ない施設です。
河道拡幅のネックとなっている箇所は2箇所で明白ですが、神奈川県は財政的に厳しい等の理由で難航しています。
それに対して、町田市や東京都が再三要望・催促していますが、財政状況が好転するわけもなく状況は一向に変わりません。
手助けしようにも地方自治法の壁に阻まれ、それもできません。
神奈川県が正直に無理なものは無理と、「助けが必要だ」と表明すれば、国が介入できるようになるかもしれません。
喫緊の課題として、国の援助を受けてネック部分を解消できたら、東京都も横浜市も盛り土をどけて、50ミリ対応の河道が活用できるようになるのです。
そして、一度国の介入を受ければ、一級河川への道も検討されるでしょう。
そうすれば、現在お座なりにされている流域対策も総合治水対策として全体で取り組みがなされ、10ミリ以上のUPが見込まれ、全体で60ミリ以上に対応できる河川になれるかもしれません。
多くの人が疑問を抱き、問題提起している今、計画を見直し、最も合理的な手段は何か、境川流域全体で考え直すまたとない機会だと思います。
一時しのぎの計画に惑わされずに、まずは工事中止の判断を。
そして一級河川にして一貫した管理体制になることを望みます。
以 上
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