2019年5月27日(月)に平成30年(ワ)第17960号 境川金森調節池建設差止請求事件の第五回公判が行われました。

 

被告からの”準備書面(5)”と”証拠説明書(4)” を公開させていただきます。

 

裁判資料

 

【被告準備書面(5)】 (全9ページ)  ⇒  資料1

 

【被告証拠説明書(4)】  (全6ページ) ⇒  資料2

 

 

今回の公判傍聴人は、原告側(反対派)30名、被告側(東京都)14名でした。

 

 

今回の法廷内での論点を一部抜粋させていただきます。

 

裁判長より東京都に対し前回公判にて原告側より提出されている準備書面 (4)第1章における主張点、「調節池が設置され、上流部の河床掘削がされること によって、原告らの水害の危険性が、現在よりも増大する結果を招く」 についての反論が提出されていないがなぜか?との問い掛けがありました。

 

都側弁護人:調節池が満水になる場合のケースが多岐にわたるため結論を出すに至っておりません。

何しろこの問題だけをやっているわけではありませんので。

 

原告側弁護人:工事説明会を始めた3年前から「調節池を造ると上流部の河床掘削が 可能となり、上流区域においても安全性が向上する」と主張しながら、実は下流部への影響は検討もせずに安全だと言っていたということですか?

 

裁判長:確かにこの公判までに提出すように言ってはいなかったのでやむを得ません が一体いつごろ出来上がるのですか?

 

都側弁護人:あと2か月かかります。

 

原告側弁護人:裁判長へお願いいたします。

いついつまでに提出するようにと期限を 区切ってください。

 

裁判長:それでは東京都側は、準備書面を次回公判の3日前(7月8日)までに提出してください。

 

 

裁判を傍聴して

 

・初めて裁判を傍聴しましたが、裁判が15分で閉廷したことに、大変驚きました。

 

・東京都弁護士の「何しろこの問題だけをやっているわけではありませんので。」

との発言に、この問題に対して真剣に取り組んでいるようには感じられなかったので、とても残念に思った。

 

・裁判をムダに伸ばし、工事を着々と進めているとしか考えられない。

 

・地域住民は、裁判中の工事停止、迂回路解除を求めます。

そして、必要のない調節池建設は即刻中止することを願います。

 

 

 

 

次回公判のお知らせ

 

第六回公判 7月11日(木) 

午前11時30分〜

東京地裁610号法廷

法廷へは、10分前までにお願い致します。

 

地下鉄東京メトロ「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分,「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分

 

 

裁判を傍聴する方が増えてきました。

ホームページを見て、関心を持っていただき、これからもぜひ参加をお願い致します。

 

裁判は原告団に関わらず、裁判所にて傍聴が可能となっております。

 

 

 

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