「境川金森調節池建設差止め請求事件」控訴審第3回公判が、5月25日(火)14時より東京高裁第809号法廷で開催されました。

 

出席者は、原告側(反対派)9名、被告側(東京都)7名でした。

(コロナウィルス感染予防の為、傍聴人の人数制限あり。)

 

 

裁判資料

 

【控訴審準備書面(1)】(全3ページ) ⇒ 資料1

 

【証拠説明書】(全2ページ) ⇒ 資料2

 

【東京都準備書面(2)】(全9ページ) ⇒ 資料3

 

【東京都証拠説明所(12)】(全2ページ) ⇒ 資料4

 

 

 

第3回公判報告

 

前回公判に提出した早稲田大学大学院法務研究科岡田正則教授

「都市計画決定と市街化区域での調節池の設置について」鑑定意見書(1)の中で東京都並びに町田市に、西田グランド貸与の基本計画を締結した前後の行政上の処理手続きを尋ねた(元々学校用地であった西田グランドを行政用地へ変更、グランド内にあった市道路の廃止、文化財の発掘のいきさつ等々)回答が大幅に遅れた。

 

そのため、回答を得たのちの岡田正則教授による鑑定意見書(2)は、次回第4回公判での審議になり、今後のスケジュール調整が行われました。

 

反対派は同法廷において近隣住民アンケート結果、保育園の入園者数減、金森5丁目の土地売買の皆無化等の証拠書類を提出しました。

 

 

 

アンケート調査報告

 

「境川金森調節池建設差止め請求事件」の控訴審を進めるうえで、下記要領により地域にお住まいの皆様の生の声をお尋ねいたしました。

 

  1. 調査期間:令和3年4月26日~5月10日

  2. 調査範囲:工事車両の通過、パイプコンベヤ近隣により直接影響を受けている関係道路周辺

 

  1. 調査票配布数:214票

  2. 回答数:111票 (内、無記名6票、ダブル記名1票)

  3. 有効回答数   104票有効回答数   104票

  

有効回答数104票の内、94票(90%)が工事反対票でした。これは原告・控訴人の数をはるかに超えています。

 

このように、本件工事は地域社会に受け入れられていないことを示すものとして、東京高等裁判所へ証拠提出致しました。

 

 

傍聴して

 

東京都と町田市の回答が遅れたのは故意的なのか?公判が25日に対して21日に裁判所へ届き、24日に弁護士さんの手に渡ったのでは反論できない!

 

私もアンケートに参加しましたが、海渡弁護士さんが100枚以上の回答書を裁判官に示し、近隣住民の悔しい気持ちを訴えてくれたことが強く印象に残った。

 

 

 

次回 公判のお知らせ

控訴審 第4回公判 

日時 令和 3年 7月29日(木)14時から

場所 霞が関東京高等裁判所809号法廷

法廷へは、10分前までにお願い致します。

 

 

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