「一審判決には事実の誤認がある」として東京高等裁判所に控訴しました。

 

令和2年8(ネ)第3049号 「境川金森調節池健節差止請求控訴事件」が、2020年12月10日(木)に第1回目公判が行われました。         

 

 

裁判資料

 

【求釈明】 (全2ページ) ⇒ 資料1

 

【上申書】 (全3ページ) ⇒ 資料2

 

 

 

第1回公判報告

 

 「境川金森調節池建設差止め請求事件」控訴審第一回公判が、12月10日(木)15時より東京高裁第809号法廷で開催されました。

出席者は、原告側(反対派)9名、被告側(東京都)6名でした。

(コロナウイルス感染予防対策の為、傍聴人の人数制限などがありました。)

 

反対派提出準備書面、上申書(進行に関する意見)、求釈明申立書の取り扱いについて裁判長を介して双方弁護士同士の事務的なやり取りがありました。

 

その後、反対派代表の高橋靖昌氏が証拠で提出した写真(DVDの内容)をもとに意見陳述を行いました。

詳しくはコチラをクリック。

 

 

次回公判前に反対派は専門家

(福井秀夫:政策研究大学院教授、岡田正則:早稲田大学大学院法務研究科教授)の意見書を提出し、東京都の回答を待ちます。

 

200億以上の公金を使い、8年以上も地域住民に不利益を及ぼす影響のある建設工事にもかかわらず、都市計画法(※1)がなされていないのはなぜか?

 

一審では、地域住民の訴えは受忍限度をこえたものではないと判決が下りましたが、良好な環境を妨げ、グランドの健康で文化的な利用をう奪い、地域住民が納得していない建設工事を、そもそも認められるのか!と訴えます。

 

 

(※1)都市計画法とは、土地の無秩序な開発を抑制する法律。

 

 

 

傍聴して   

 

・約3年前から傍聴してきたが今回、誰も被告側(東京都)傍聴席に顔見知りがいなかった。

 被害のある住民は変わらないが、建設側責任者、担当者は変わるんだなと思った。

 

・前回一審での判決の時に欠席していた3人の東京都弁護士さんは変わっていなかったので、欠席理由を聞きたかった。

 

・裁判官3名のうち1人が女性でした。子育ての不安、交通事故の訴えを聞き入れてくれることを期待したい。

 

・反対派の意見陳述の訴えは落ち着いていて、交通量調査から危険な問題や被害が具体的な内容で示され納得できた。

 

 

 

近況報告

最近の工事の様子を撮影しました。

 

トラックヤード(土砂集積所)

 

 

 

遊歩道に通るパイプコンベヤ

 

 

 

 

次回 公判のお知らせ

 

第2回公判 

2021年3月4日(木)

13時40分~

場所:東京高等裁判所809号法廷

法廷へは、10分前までにお願い致します。

コロナウイルス対策の為、人数制限がありますがご了承下さい。

                           

 

 

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